第20号「CNAC 今年度の展望について」佐藤初雄

第20号「CNAC 今年度の展望について」2008.5.23配信

 CNACも特定非営利活動法人になり、いよいよ待ったなしの状況になりました。
つまり、法人になったことでこれまで以上に、責任や役割が増えてくるということです。海辺の体験活動は、私の認識では、まだまだという感じがしています。ご存知のとおり、日本は海に囲まれた国です。いつもいつも、このことは言われ続けています。しかしながら、海辺での活動は必ずしも、活発に行われているとは言いがたい状況です。特に、環境関連の活動はやっとスタートしたばかりです。

 このCNACができたことにより、さまざまな海辺での活動が活発化してくれることを願っています。そのためには、私たちの市民活動団体だけではなく、国や地方公共団体ともお互いに役割分担をして活動を展開する必要があると思います。これまでもさまざまな取り組みはしてきましたが、一つの団体ではできないこと、それぞれのセクターではできないこと、こうしたことを手がけていくのがCNACの役割だと思います。

 海外国内の情報の共有化、指導者養成、プログラム開発、安全管理の普及と講習会、などの事業をおこなっていく予定です。

 会員の皆様のご意見や海辺で活動を行っている市民団体、個人の方々からの要望などもいただければ、それらをできるだけ反映させて活動を行っていきたいと思いますので、是非、ご連絡をいただければと思います。

 これからの社会を、環境を、そして地球を考える時が今、来ています。幅広い皆様方のご参加をお待ちしています。

CNAC副代表理事 佐藤初雄・国際自然大学校 理事長

2008年05月23日|キーワード:環境