第74号「株式会社MAcS紹介」鈴木覚

第74号「株式会社MAcS紹介」2012.11.30配信

 株式会社MACSはCNACに登録する数少ない民間会社です。といっても実質活動しているのは2名だけ、株主が8名と株主の数が多いのが特徴です。先日はANAのクーポン券があったので、ANAホテルのレストランで総会を行い、株主の皆さんに喜ばれました。このように投資家の大きな期待を担っております。

 MACSとは、Marine Activity Supportの頭文字からとりました。海辺の様々な活動を支援する企業を目指したいという志です。しかし収益となる事業としては主に市民参加型プロジェクトにおけるコンサルティング業務のお手伝いといった役回りです。仕事の内容を刑事捜査に例えると、華麗な推理をしたり、犯人相手に派手なアクションを演じたりする主役たちの活躍の陰で、細かい証拠を積み上げたり、捜査会議で用いる説明資料をパワポで整理したりする役割に相当します。
つまり、地味な仕事というわけです。

 そんなわけで特にこれといった自慢することもないのですが、今後の夢としては仕事を通じて知り合える各地の皆様との絆を強めながら将来的にはもっと社会公益的な事業を構築することです。事務所にはいくつかの市民団体の事務局的な機能もあり、貧しいながらも時々はいろんな方が集まって打ち合わせをしたり、飲み会になったりします。そんな、MACSの悩みの一つに高齢化、過疎化があります。高齢化特有の症状がしばしば出ることもあります。前述の夢のためには、MACSの活性化、新しい血の注入が求められます。

 よく、町おこしに若者、よそ者、バカ者が必要といいますが、これに好き者や笑い者を加えたいところです。なぜ、2つ追加したかというと、MACSには好き者、笑い者くらいかしかいないからです。それはMACSの良さであると最近地元学してみて発見したのでした。しかし、本来の人材である若者、よそ者、ばか者がほしい所です。

 環境を良くするという取り組みは、(理屈は長くなるので述べられませんが)人が自然とのかかわりの中で自分という存在を取り戻し、人と人との関係性を取り戻していくプロセスではないかと考えます。わがMACSはそのプロセスにビジネスチャンスを作り出していきたいと考えています。その道はリスクに満ちていますが、それでもという勇気と義侠心のある若者の参加を求めています。

 なお、URLも持っておりませんので、検索しても何もでません。アナログですみません。

株式会社MAcS 代表取締役 鈴木覚(CNAC監事)

2012年11月30日|キーワード:環境