第4号 桜井義維英

第4号 2007.1.26配信

皆さん本年もよろしくおねがいもうしあげます。
さて、皆さんは年賀状の整理はおすみでしょうか?
私も今一生懸命整理しています。

最近はメールで年賀状をいただくことも多くなってきました。しかし私はどうしても、葉書でいただく年賀状に愛着を感じます。ですから私も、賀状を出すことにこだわっています。

虚礼廃止といわれたりもしています。しかし果たして虚礼でしょうか・・・

確かに、そんな部分もあります。しかし、近年、私がキャンプで面倒を見た子どもたちが親となり、子どもをキャンプに参加させたいといってくれたときの喜びはひとしおです。そんな、交流は、年に一度の便りでしかなくとも面々と続けることによって、深くなっていくのではないでしょうか?

また、ずっと連絡が無かった後輩が、千葉に来たことを知り、連絡をくれたりもしました。このような交流は決して虚礼ではなく大切な交流なのです。

最近、私も年賀状以外のお便りを書く機会が少なくなってきているので、せめて年賀状で、皆様に今の私の様子をお伝えしなくてはと思い、心を込めて文面を考えるのです。そして、いただく年賀状を、何度も見返し、『こいつも結婚したのか~』とか、『お~勝手に引越しして~』などと、ひとりつぶやきながらニヤニヤしています。ささやかな、伝統文化の継承にこだわりながら。

桜井義維英

2007年01月26日|キーワード:キャンプ,教育