第38号 桜井義維英

第38号 2010.11.27配信

 私は海に学ぶ体験活動協議会の理事をしておりますが、なんと海での活動はあまり得意ではありません。

ならば、何故理事なのだといわれるかもしれません。
以前私は、自然体験活動推進協議会の事務局長をしていました。
そして、千葉自然学校への派遣で、青少年教育施設のスタッフもしていました。

自然体験活動推進協議会は、皆さんご存知の通り、日本中の自然体験活動の団体をネットワークする会です。
千葉自然学校は、指定管理者で青少年教育施設の運営をしていますが、その目的は、千葉県内の自然学校とその周辺の団体をネットワークして、自然体験や農業体験を活発にして地域振興をしようという団体です。

さて、ここでCNACのメンバーとその周辺のかたがたが読まれているであろう『うみ*にゅう』で、あえて、お願いしたことが
あります。それは、畑違いの団体と一緒に仕事をしてみてほしいということなのです。自分ができることで活動するのはもちろんのこと、自分とは畑違いの団体の活動を手伝ったり、畑違いの人たちに手伝ってもらったり、してほしいのです。
それはなぜかというと。自分たちの活動の進め方のヒントを得ることができるのです。同じ関係の活動をしている団体同士だとどうしても同じような視点に陥りがちです。自分たちが正しいと思ってやっていたことが、まわりから見ると、間違いだということがどちらも結論的には、自分たちの活動の仕方に変化をつけることができ、自分たちの問題点を発見して解決し、しいては、活動がより活発になることがよくあるのです。
ぜひ広く、いろいろな団体と協働をしましょう。

CNAC理事 桜井 義維英 様・NPO法人 千葉自然学校 理事

2009年11月27日