第3号 小野太士

第3号 2006.12.25配信

年の暮れも近づき、関東では朝夕には10℃を下回る日が出てくるようになりました。歩きゆく人々のコート姿も、街の景色に溶け込んでいる感じがします。

ところで、最近あるきっかけで海苔に興味が出てきました。とは言っても、食べることに興味が出たのではありません。そもそも海苔は好きで、食べることへの興味は昔から ありましたので。

その興味とは、海苔の種類であり、アサクサノリです。

今、スーパーなどに出回っている海苔は、スサビノリといわれる海苔がほとんどだそうです。あと、よく見かけるのは韓国産の海苔ですね。(韓国のスサビノリなんでしょうか?)

 "なぜ興味が"というところは、そのきっかけである盤州里海の会の方の話を聞いたことと、盤洲干潟での体験で、幼少時代の記憶が蘇ってきたからです。
もう20年以上前の記憶です。(歳がばれそうですね)

その記憶とは、今は亡き祖父が海苔を焼いて食べさせてくれた記憶です。
とても温かい記憶です。心が和む記憶です。

今年の暮れは、そんな記憶を辿ってみようかなと思います。
火の国で。

賛助会員 小野太士

2006年12月25日