第214号「今回は箸休めの回です。その2」又吉昭文

第214号「今回は箸休めの回です。その2」2024.7.26配信

 この度、北陸地方の地震で被災されました皆様には心よりお見舞い申し上げ、 一日も早い復興を願っております。
 みなさんこんにちは。私は沖縄県浦添市役所で勤務している又吉と申します。今、沖縄は梅雨明けとともに、酷暑の季節となり、痛みを伴う日差しと日々格闘をしています。
 私は平成21年度よりCNACの一般会員となりましたが、海に関わる活動などは中々できないでいます。ただ、海から比較的近いところに住んでいることもあり、週末の晴れた日には、海を見ながら子供と弁当を食べるのが何よりの息抜きになっており、私の「海に学ぶ体験活動」となっています。ここ最近は出来ていませんが…。
 目の前に広がるイノー*を娘と散策して、ルリスズメダイやイセエビ、時には大きなウミヘビなどを見つけては、一緒にキャッキャ、キャッキャして過ごしていました。
 そんな娘の将来の夢が、沖縄美ら海水族館の飼育員になる事であり、毎年の夏休みの自由研究には、決まって手作りの海の生物図鑑を作成し、時間があれば、「海に行きたい。」と、言う娘に成長したことは、比較的、海に接することが多かったからだと考えています。
 ひざ下までの「海に学ぶ体験活動」ではありますが、机上で得る知識はなく、直接、海に触れること、自然を感じることが本当に大切だと信じています。
 そして、この海が大きな恵みを人間に与えてくれることに感謝し、時に多くのものを簡単に奪ってしまうことに畏れながら、それでも、海に寄り添いながら成長してほしいと願うばかりです。
   以上、ものすごく私的なコラムとなってしまいましたが、私なりの海に学ぶ体験活報告でした。ありがとうございました。
*「イノー」とは、沖縄の方言でサンゴ礁に囲まれた浅い海(礁池:しょうち)のことです。
沖縄県浦添市都市建設部 又吉 昭文

2024年7月12日|キーワード:海、生き物