第11号「コラボしようか!」長谷川孝一

第11号「コラボしようか!」2007.8.24配信

 「連携」「れんけい」「レンケイ」と叫ばそながらそれなりの時間がたったかな、と 思うこの頃です。一向に進まない連携ですが、「そもそもなんで連携酬なければいけないの」という方々を含めてまだまだ百家争鳴状態―も始まったばかり・・・・・・。

 一昔前の、朝飯を食べるがごとく当たり前に唱えられていた「自由にやろう」「自由が一番」そもそもどうしてそれが必要なのだろう?という検討や

 これをお読みになっている方の中には、この道5年、10年だ、とおっしゃる団体組織もあろうかと思います、そういう方だからこそ出来ることややれる範囲に限りを感じていらっしゃるのではないでしょうか。一芸に秀でても、まだまだ技の数は限りがない。経験を積めば積むほどにかゆいところを納めるには、爪で掻くのがいいのか、手の方がいいのかということもあるでしょうし、かゆいという度合いもさまざまで、「そこそこ、もう少しやさしく掻いてー」と いうことも。

 あれこれと対応できるのは、活動に加っているメンバーの多様性や複数の団体組織が経験を持ち寄る、つまり束ねた矢であってこそそれが可能になる時も、これぞ生終の環境適応の基本形かな。云うまでもありませんが、私達が取り組んでいるお相手は、多様な利害、課題、問題を抱えている人社会であり、さまざま顔を持つ市民のみなさんですからね。

 とこそで逆説的ではありますが、いっそそのような思考さえ外してしまって、とりあえず気楽にレンケイしてみたらどーお、とお勧めしてみたいと思うそです。つい先日、「連携 という言葉は硬いよ○○さーん」と元コンサルの女性スタッフに言われました。話し合った結果、それではコラボ(コラボレーション)と云おうか、ということになりました。互いに経験と創造力を持ち寄り、音楽に例えるなら、一人では奏でるこそができなかった曲を生み出し、演劇なら一人二人で作ることがで臭なかった舞台を、というよう に取り組んでみて、みんなから コラボって楽しいね!とそそ云ってもらえるように。

(NPO地球の楽校 長谷川孝一)

2007年08月24日|キーワード:連携