第7号「キーワードは一致団結」2007.4.27配信
海・山・川の自然体験活動の大きな転換期にさしかかっている。
海外の状況から比べると、わが国では、どちらかと言えば、多くのものが行政任せになっていた。特に、命に関わることの少ない活動に関して言えば。
しかし、ここにきて、行政や社会の状況が大きく変化してきている。すると、これまでのやり方では、通用しなくなり、新しい方法が必要になってくる。まさに、その時がやってきたのだと私には思える。地域の市民活動団体や民間団体が誕生し、これまでの行政では、なかなか手の届かなかった活動が生まれ始めた。
しかし、これらの団体はまだまだ脆弱な状況で、すぐにでも消滅してしまいそうなものが多い。だからこそ、各団体が互いに、手を取り合って社会的課題を解決していく必要がある。
こうして誕生したのが、この協議会だ。
これからの私たちの活動の仕方で、世の中良くも悪くもなる。この機会を見逃すことなく、よりよい方向へ互いの力を出し合って活動していきたい。
そのためには、みんなの協力が必要だ。仲間をできるだけ増やしていきたい。これからよろしくお願いします。
NPO法人国際自然大学校代表 佐藤初雄