第110号「CNAC満10歳の前に・・・海辺の体験活動は」中島正雄

第110号「CNAC満10歳の前に・・・海辺の体験活動は」2015.11.27配信

2011年の3.11以降、「海離れ」の言葉があった。大津波の後、子どもたちは海や海辺に近づかなくなったと言われて久しい。現在の30代、40代の大人は子どもと一緒に海に行かなくなったと言われていた。はたしてそれは今も続いているのだろうか。それとも3.11以前の状況に戻りつつあるのだろうか。その前に3.11以前の状況はどんな状況であったのであろうか。CNACの仲間は子どもたちと「海辺の体験活動」や「海辺の環境学習」を続けているが、子どもたちの参加は増えているのだろうか。

CNACは2016年5月で任意団体設立以来10年目、NPO法人となって9年目となる。子どもに例えるなら小学4年生になる。任意団体設立以来一貫して海辺の体験活動における安全対策に取り組んできたが、2013年からは3箇年計画として、「皆で汗かく三つの広げよう運動」とともに海辺の環境学習にも取り組んできた。今年はこの「三つの広げよう運動」の3年目となり、これまでの3年間の総括と今後のCNACの活動の方向性を検討する必要がある。

NPO法人海に学ぶ体験活動協議会(CNAC)事務局長 中島 正雄

2015年11月27日|キーワード:海